こんにちは、藤松です。
3回にわたってお送りしております特集記事。
第2回は私おすすめのパワースポット、鎌倉宮へとご案内します。
では、さっそく歩いていきましょう。
大勢の人でにぎわう鶴岡八幡宮を抜けて鎌倉宮の場所を示す標識を頼りに歩くこと数分。
本当にほんのわずかな距離しか歩いていないのにあたりは急に静かになります。
そしてこの道は、その昔、源頼朝の邸宅があった場所へと続いていきます。

この標識が見えたら右折をしてください。
少し豆知識をご紹介します。
なにかお気づきになりましたでしょうか?そう、道路の模様が変わっていますね。
この場所からが、昔頼朝の邸宅があった場所なのです。大蔵幕府と呼ばれたりもします。
それでは、進んでいきましょう。


清泉小学校の付近までやってくると大蔵幕府に関する石碑がたたずんでいます。
ちなみにこの辺りではボランティアで史跡の説明をしている方達に出会う事も出来ます。
私は何度かその方達とお話をしたことがありますが、中にはわざわざこの大蔵幕府全体を
歩いて説明してくださる方もいました。
「この場所を守っていきたいなぁって思っているんです」
そのボランティアの方のお言葉。
鎌倉という街が整然と管理されている理由が分かった気がします。
ここに住むという事は、それだけ住民に愛された場所で生きるという事。
私自身鎌倉に住んでみて心が穏やかにいられるなと感じることが多々ありますが、
その理由の根底にはこうした住民の方がたくさんいるからなのでしょう。
大蔵幕府を抜けてさらに徒歩5分、今回の目的地の鎌倉宮に到着です。
祭神は護良親王。鎌倉幕府打倒を実現したものの、政争の末薨去された皇子です。
さて、参拝後にはぜひみなさんに寄っていただきたいスポットがあります。
まずはじめに本殿の向かって右側にたたずむ「身代わりさま」。
時はさかのぼり14世紀。
吉野での戦の折、護良親王を助けるべく親王の振りをして敵をひきつけ命を落とした
村上義隆を象った木造です。
ご自分やご家族の病気の治癒を願ってさすりましょう。
次に、本殿の階下。
同じく向かって右側にあるのがこの厄割り石。
毎日穏やかに過ごしたいと願っても中々そうはいかない、そんなもやもやを
この盃に吹きかけて、えいや!と石に向かって投げつけましょう。
「パリン!」
しずかな境内に響く盃の割れる音。これを聞く度に不思議と体が軽くなります。
厄を落として病の癒えを願うパワースポット鎌倉宮。
境内を後にする前に買っておきたい物があります。
それが獅子頭です。(写真は私物)
余談ですが、鎌倉宮の資料館には交通事故に遭ったものの獅子頭が身代わりになってくれた
おかげで無傷で済んだという方からのお礼の手紙も飾られております。
これぞご利益!
心を癒されて穏やかになると前向きな気持ちになります。
この気持ちのまま、最後の目的地に向かいましょう。
海へ!
※本記事はじぶん仲介journal様に
寄稿させていただいた記事になります。
コメントを残す