ディモンシュ(鎌倉)にクリスマスがやってきた。


「今日何日だったっけ?」
「今日?6日だよ」
「6日かぁ」
「休みだよね」
「うん、休み」

何の会話かというと、これはディモンシュロスにかかった人間の会話。
あ、私の事なんですけどね。

そう、ディモンシュさんは今月の1日から8日まで冬休みだったわけでして、
この8日間が苦しかった・・(笑

そんなこんなで今日はようやくお仕事が落ち着いたので、
迷わずにディモンシュさんに行ってきました。

クリスマス仕様になっていたディモンシュさんに。

クリスマスがやってきた

「あ、いらっしゃいませー、こんにちは!」

冬休みを終えた店員さんはいつも通り元気。私も思わず元気になれる。

いつもと変わらない店内、と言いたい所ですが
ほら、入り口付近にこんな大きなツリーが設置されているじゃないですか。
びっくり。

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今日は運がよく、ツリーの横の席がたまたま空いていたので早速確保。
ここは間近でツリーを見ることが出来るナイスな場所なのです。
ちなみにほら、よく見るとツリーにもみじが乗っかっているんですね。素敵な組み合わせ。

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そしてふと上を見上げるとイチョウの葉が宙に浮かんでいました。
所でイチョウの葉一枚一枚を目にするのって、散って落ちた先、つまり地べたな気がします。

なので、私の中でそれを見るのは目線を下にして見るというイメージが強い。
だけど、ここではイチョウの葉一枚一枚を目線を上にして見る。
あ、不思議・・と少しだけ感動したり。

ちなみにこれらのクリスマスディスプレイ、ディモンシュさんから徒歩数分の場所にある
ファブリックキャンプの小山千夏さんによるものだそうですよ。
折を見てそちらのお店にもお邪魔してみたいと思いました。

さて、店内を見回し終えた頃に店員さんがオーダーを取りに来てくださりました。

「お決まりでしたら、どうぞ」
今日のコーヒーはもう決めてました。直感。
「あ、コロンビアトロピカルをお願いします」
「はい、わかりました」

なお正式にはコロンビア・トロピカル・スイート・ドン・ハイメ・ナチュラルと言います。(手元のメモをみながら)

ちなみに噛むのが怖いから略したとかじゃあありません。

・・ちがうよ?

コロンビア・トロピカル・スイート・ドン・ハイメ・ナチュラル

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「・・・・・・・・・」
「・・・何してるの?」
「ああ、これ?味わってるんだよ、舌でこうやって転がしたくなる味だし」
「なるほど」

運ばれてきたコーヒーを無言で口に入れた後、思わずそう舌で転がしている自分がいた。
舌を一回り、二回り、三回り・・。フルーツのような味はしっかりと確認できるのですが
なんていうかこう、面白いんですよ、前味が。前

味・・・どこかで言ったような。

そして思い出したんですね、以前飲んだイルガチェフの時のそれに近い気がすると。
この感覚が面白くてどんどんコーヒーを飲む、飲む、飲む。
ああそうそう、面白いのです、前味が。イルガチェフ程の強烈なものじゃないですけど。

しかしコロンビアトロピカルはいわゆる「前味」だけじゃなくて後味も面白い。
私がつい舌で転がしたくなったのもそこで、舌にまとわりついた後味をさらに確かめたくなる、なのでついつい舌を転がしてしまう。うーむ、不思議な感覚だ、この後味。

うまく表現できないんですが口の中で浮いているんですよ、苦味と酸味がふわふわと。
ああこれ、なんて形容したらいいのだろう。わからない。
店内に浮かぶイチョウの葉を見ながらそんな事を考える私。

で、記事を書いている今の時間までどう表現をしてよいのか分かりませんでしたので今回は
いったんこのままにしておきます。まだまだ舌を鍛えないといけないと思ったわけで。
ただ、それだけ形容しがたい不思議な味を感じたのは間違いないのです。

なお、精算時には冬休み空けの堀内さんをはじめ、店員さんたちと
他愛のない会話をさせて頂き元気をもらいました。
やっぱり大好きディモンシュ。

ちなみに年末年始は営業との事です、やったね。

 

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