

スタッフのくじらくんに渡したのは一冊の本、タイトルは「日本語チェック2000辞典」。
Twitterで仲良くさせてもらっている子に教わった本だったのですが
興味がわいたのですぐに購入しました。(感謝)
あ、辞典と書いていますがコンセプトはお堅くありません。
だって「正しい言葉を、ゲーム感覚で覚えよう」というものなのですから。
「知っている」言葉を「間違って」使うことの恐ろしさ
さて文章を書くという行為において大切な事はたくさんありますが
相手にわかりやすく、情報または自分の考えを、正確に伝える
事は基本でありとっても大事だと思います。
この本を読めばいまお話しした、正確に自分の考えや情報を伝えるうえで
欠かせない「正確な言葉の意味」をクイズ形式でさくさく学ぶ事が出来ます。
そして学生の方はもちろん、社会人の方も読んでみると
色々と見つけちゃうと思います。
何を見つけちゃうかって?
はい、あなたが誤って理解していた言葉をです。
と言いますか、読了後の私ですが結構な数の言葉を誤解していました。
と同時に、恐ろしくなりました。
「私、お仕事で誤用したりしてたんじゃないか・・」
と。

誤った言葉の使い方は決して放置してはいけません。
聞いている人は聞いている、見ている人は見ている。
小さな間違いがやがてあらぬトラブルを巻き起こすことだってあります。
とは言え、間違いを見つけたという事はとても素晴らしい事。
そう、今後間違えなければいいのです。
言葉を誤用しない、言葉を正しく使って自分を表現する。
そうするだけで受け手の人からの印象も違ってきます。
と自分に言い聞かせている(笑)
さてここで、本書の冒頭部分を引用します。
「いやがうえにも」という言葉があります。
これを「いやだと思っているのにそのうえで」と言う意味だと誤解している人があります。
あなたはその正しい意味を知っていますか?
引用:日本語チェック2000辞典 P2より
皆さんはご存知ですか?答えはこちらです。
※あ。もし間違っていたのであれば次から間違えなければいいんですよ!
とまあこの本はこんな「多くの人が間違いやすい言葉」を
いい意味でいやらしくチョイスしています。
読んだ後、私の中で起きた小さな「変化」
この本を読んだ後ですが、少しだけ言葉を丁寧に扱うようになりました。
「私の今書いている言葉は今使っていいものか、そもそももっと適した言葉はないのだろうか」
と。
自分が話をしたり文章を書いたりするときだけではなく
誰かのお話をお聞きしたり、小説を読んだりするときに
そんな考えが私の小さい脳みその中でぐるぐる動いているのを感じました。
最近お仕事でよく出会う言葉としては「全体をみろ」だとか「俯瞰しろ」があります。
全体を見る事はとても大切、だけど何事も偏りはNGなわけで
時にはこうした細かい部分にも目を移す事も大切。
森を見つつ木を見る。
そんな柔軟な視点が持つ事が出来ればいいな。
なんていう気づきや新たな目標を与えてくれる本でした。
自分でもびっくり。
基礎を学ぶ事に年齢は関係ないと思います。
学生の方はもちろん、社会人の方もいちどこちらでチェックをしてみてはいかがでしょうか。
読み続けていくうちに頭が心地よい疲労感を覚えていると思いますよ。
おまけ





