【体験談】真夜中にオートロックマンションにしめだされた私がとった行動


締め出された。
現在の時間は午前二時、見事にやってしまった。

夜中のゴミ出しOKのマンションに住んでいた私はこの時間にゴミを出しに外に出た。
ここまではよかったんだけど、鍵を持たずに外に出ちゃったのだ
で、締め出された。バカすぎる、ものすごくバカすぎる。

深呼吸をしてマンションの玄関のドアを引いてみる。開かない。当たり前だ。

「ど、ど、ど、どうしよう・・・・」

バカな私の長い夜は始まる。

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強行手段をとるかどうか

私の(住んでた)マンションはオートロック式なので鍵を持たずに外に出るともう入れない。
じゃあ外に締め出されちゃったとき、どうすればいいか。二つ方法がある。

【1】他の住人さんに開けてくださいとお願いする。
これは以前ニ回やったことがある。あの時はものすごく情けなかった。

(一回目)
住人さん「はい」
藤松  「あ、あの、XXX号室の藤松と申します。その、オートロックで締め出されちゃった
んです、お願いします開けてください・・・」
住人さん「ああ、はい、今開けましたよ」
(オートロックが開く音)
藤松  「ありがとうございます!!!!!(泣」

(二回目)
住人さん「はい」
藤松  「あ、あの、XXX号室の藤松と申します。その、またオートロックで締め出されちゃ
ったんです、お願いします開けてください・・・」
住人さん「・・・(笑)」
(オートロックが開く音)
藤松  「ありがとうございます・・・・(顔真っ赤」

死にたくなった。

というか今は午前2時、さすがにベルを鳴らすのはまずいのでこの案は却下。

【2】よじ登る
マジか。マジです。当時のマンション、上手くよじ登れそうな場所があるんです。
私でも行けそうだから男の人とか余裕じゃないかっていうレベルの場所。
でも一つ問題が。泥棒と間違われてしまう恐れがあるという事

まあ今は午前2時だから人通りも少ないとはいえ、大通り沿いなのでぽつぽつ人も
出歩いている。危険な目を冒してそれを誰かに通報されるって、物凄くダメなパターン。

で、却下。どうすんの私。

藤松、交番に行く

午前3時。もしかするとマンションから誰か出てくるかなってぼうーっと外で突っ立っていた
けど誰も出てこない。そりゃそうだよ、午前3時だよ。寝てるよ普通。

締め出されてから一時間程経過、大体10人くらいの通行人と目が合った。
この子何やってんだろうって絶対思われてる。そろそろ待つのも限界。
あと30分、あと30分したら最後の手段を起こそう。

30分経過、状況変わらず。私は立ち上がった。交番に行くのだ。

藤松  「こ、こんばんはー」

恐る恐るそう言うと交番の奥の部屋から警官が出てきてくれた。

警官  「どうしました、え、なにかありましたか!?」

風呂上りみたいな恰好してる私を見て色々と事件性な何かを想像する警官。
まあ間違ってはいない。

藤松  「あの、実は・・・」

経緯を話した。警官は笑っていたけど笑い事じゃない。

藤松  「で、あの、お願いがありまして」
警官  「はい」
藤松  「私がマンションをよじ登るのを見てくれませんか?」
警官  「えっ」
藤松  「いや、その、空き巣だとかに間違われるのが怖くて。で、私が登って自室に
行きますのでその様子を見ててほしくて」
警官  「だ、大丈夫ですか?」
藤松  「がんばります・・」

最後の手段、それは私自身が壁をよじ登る様子を警察の方に見ていてもらうという事。
色々と恥ずかしいけどこれなら通報されたりしなくて安全。

というか初めての交番、警察の方に私の住むマンションに来てもらう前に色々と
確認事項という事で質問をされました。

名前は、年齢は、住所は、電話番号は・・と。私が答えた内容を警官の方は
何かのデータベースと照合する。すごいね、警察って。

警官  「・・・はい、確認が取れました。それじゃあマンションに行きましょうか」
藤松  「お願いします・・・」

警官  「大丈夫ですかー」
藤松  「は、はい、行けそうです」

よじ登る私、午前3時。
伊坂幸太郎あたりの小説展開だと私は警察に追われるような立場だろうけどそうじゃない。
警察は私を見守っててくれてる。でもあんまり見ないで、恥ずかしい。

一段、一段と壁をよじ登って何とか正面玄関の屋根の上によじ登れた。
これでマンションの廊下側の塀を飛び越えて・・はい、無事侵入成功。

警官  「おー!」
藤松  「大丈夫です!大丈夫でした!」

というかこのマンション、防犯体制ガバガバじゃない?

警官  「はい、それじゃあこのお部屋の住人が藤松さんであることも確認できました」

マンションに侵入(?)した後、オートロックを解除して警察の方を自室に招き入れ、
そして身分証明書を見せて確認手続きを終えた。

警官  「まあ、オートロックのあるマンションで締め出されるってなかなかない経験だし
二度目は無いでしょう、ははは」
藤松  「ははは」

 

三回目です。

 

警官  「ひとまずこれで一安心ですね、何か他にありますか?
藤松  「いえ、特には。本当にご迷惑をおかけしてすみませんでした」
警官  「いえいえ、それではおやすみなさい」

私の夜は終わった。時間は午前4時過ぎ。目が冴えて眠気はゼロ。
今日は寝ないで仕事に行こう。

 

 

 

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