【体験談】お友達にマルチ商法をすすめられちゃった時のお話し(2)


※【体験談】お友達にマルチ商法をすすめられちゃった時のお話し
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番外編を追記中。

前回までのあらすじ

お友達の中野さん、高確率で私にマルチ商法を勧めてきてる。

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連係プレイで私を勉強会に誘うふたり

前記事に書いた通り、私はXXXXの店内に入るやいなや
こんな形のいわば逃げられない状態にされています。

で、世間話もそこそこに例のテンプレ通りに話は進んでいきました。

3.
勧誘側はターゲットの職に関してヒアリングをして不満点を聞き出す

大野さん「藤松さんは最近お仕事どうなの?」
藤松  「どう?とおっしゃいますと・・?」
大野さん「ほら、残業続きで忙しいっていうじゃない?疲れるよね」
藤松  「あ、はい。確かに。体力がないからもうフラフラです」
大野さん「こんな感じの生活が何十年も続いたらって思うとどう思う?」
藤松  「・・・嫌ですね」
大野さん「でしょ?そもそも、会社に縛られる生活って絶対不幸になると思うの」
藤松  「はあ」
中野さん「藤松さん、私ね、大野さんと出会ってから人生変わったんだよ。
今まで持ってた価値観がくずれたというか」

君、それ大学の時も言ってたね。

 

4.
勧誘側は「自由」「お金」といった前向きなワードを使ってターゲットに
夢は何かとヒアリングをする。

大野さん「不労所得、って聞いたことあるかな?」
藤松  「あ、はい。不動産とかそういうのですよね」
大野さん「そう。お金が何もしないで自分のところに集まってくるような仕組みが
あるといいと思わない?」
藤松  「それは思います。不労所得はそこが魅力です」
大野さん「そう。要はそういった仕組みを作る側の人になるべきなの」

正直この点については私はその通りだと思う。
ただし、誰かが不幸になるような手口を使うのはNGだと思います。。

大野さん「藤松さんは今、夢がある?」
藤松  「強いて言うなら葉山あたりにお家を買ってひっそりまったり暮らしたいなって
くらいです」
大野さん「素敵だね!その夢をかなえるにはお金が必要だよね!」
藤松  「は、はい」
大野さん「その夢、今の会社で働いてかなえることは出来そう?」
藤松  「いやぁ、それは無理です」
大野さん「かなえなきゃ!」
藤松  「!?」
大野さん「夢はあきらめちゃいけないよ!」

一応断っておきますが、私は冷めた人間ではありません。むしろ、夢をかなえるって言葉が
とても好き。でも、初対面の人にその言葉を言われちゃうと物凄く違和感を覚えるわけで。

5.
その夢をかなえるために、会社勤めでは出来ない方法が必要だとアピールする。
そこで大体出てくる言葉は「ラットレース」「不労所得」。
勧誘側の先輩はこのタイミングである手段を使って私は億万長者になったという話を
始める。

大野さん「私はね、ラットレースから抜け出たの」
藤松  「ラットレース?」

ラットレース(英語:rat race)とは、働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態のことである。

働いても、働いても、一向に資産が貯まらない様子が、回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ていることから定義されていると、ロバートキヨサキが自著「金持ち父さん 貧乏父さん」の中で語っている。

 

藤松  「今の私の状態がそのラットレースの真っただ中と」
大野さん「そう。飲み込み早いね。そのレースから抜けなきゃいけないって事なの」

それにしても極論過ぎる。会社勤め=ダメという方程式はいくらなんでも。

中野さん「大野さんはある手法を使って夢をかなえたんですよね」
大野さん「そう。私ね、青山のマンションを買って素敵な生活を送るのが夢だったの」

薄っぺらい夢ですね。

大野さん「手法についてはまたいつか、気わしくお話はしてあげるからね」
藤松  「あ、はい・・」

中野さん「あっ!」

どうしたの中野さん、また人生が変わったの?

6.
お金の仕組みについてゲーム感覚で勉強が出来る集まりがあるからぜひ参加してと
いわれる。ここで読むようにすすめられるのは金持ち父さんシリーズ

中野さん「大野さん、今度勉強会がありますよね」
大野さん「あ、そうそう!」

そう言うと大野さんはカバンから一枚のパンフレットをテーブルの上に置いた。
というかそのやり取り、物凄くわざとらしいからやめた方がいいと思う。

藤松  「勉強会、ですか」
大野さん「そう、この勉強会はね、ボードゲームを参加者と一緒にして
実際の人生のお金の流れについて学ぶの」
藤松  「はい」
中野さん「私ね、この勉強会に参加して人生変わったの!」

中野さん、人生変わりすぎてそのうち輪廻転生しちゃいそう。

大野さん「コホン。一応参加費は500円ばかり頂くんだけど、一度こういう
勉強をしておいて損にはならないと思うの。不労所得の得方だとか
そういうのを楽しく勉強できるの」
中野さん「藤松さん、来週の土日って空いてたよね、お昼過ぎから参加できるよね」
藤松  「え、いや、その」
大野さん「時は金なり、だよ」

あなたは本当にお金ばかりだね。

二人が怖いので押しに弱い私はその勉強会に参加することになりました。
いかない!っていえばよかったのに。

こうしてひたすらぐいぐいと彼女たちの思惑通りに事は進んでいきました。
大野さんは別件があるからと先にXXXXを出て私は中野さんと二人になりました。

 

中野さん「そうだ、藤松さん、これ読んでおいて」

まさか

中野さん「金持ち父さんシリーズの本、読んだことある?」

で☆た☆ー☆!

藤松  「う、ううん、ないよー(あああああ、やっぱりこれじゃん・・)」
中野さん「今度の勉強会までに読んでおいてね、ざっと見でもいいから」
藤松  「う、うん・・」

新宿駅のホームで中野さんと別れる際、一言言ってみた。

藤松  「中野さん」
中野さん「なに?」
藤松  「今、幸せ?」
中野さん「うん!」

 

彼女を救わなきゃ・・・。

 

(続)

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