【体験談】お友達にマルチ商法をすすめられちゃった時のお話し(1)


※【体験談】お友達にマルチ商法をすすめられちゃった時のお話し
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番外編を追記中。

はじめに

社会人3年目、深夜残業が続いて生きるって何だろうと半ば自暴自棄になっていたある日
大学の友達から久しぶりに遊ぼうよとの連絡が入りました。

嬉しいですね、持つべきものはやっぱり友達。二つ返事で新宿で
ご飯をする事になりました。やさぐれていた自分の心も少し癒されるかもって思いました。

そう、これがマルチ商法にはまった友達との再会の時でした。

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彼女は何かが変わっていた

「ひさしぶりー!元気にしてた?」
「うん!久しぶりだね!突然連絡くれてびっくりしたー」

彼女と会うのは卒業式以来だから3年ぶりくらいでした。
とっても真面目で純粋な子。

「でね、私、今すごく楽しいんだぁ!」

彼女は、仮に中野さんとしますが、大学時代から夢に希望にキラキラしている子だったので
ああ、相変わらずで何よりだよと私は目を細めながら眺めていました。中野さんの話す様を。

ただし次の瞬間、私の中で何か嫌な予感がよぎりました。

「でね、藤松さんに今度会わせたい人がいるの!

会わせたい人、そうか、会わせたい人かぁ。
なんかこの流れって、ネットで見たことあるような。

「その人はすごいんだよ!ポルシェに乗って明治通りを走りまわしているんだから」

そうそう、その流れ。とにかくすごい人に会せるっていう流れ。
それにしてもあからさまなジャパニーズドリームを絵にかいたような形容表現、嫌いじゃないよ。

「その人に会ったら絶対人生変わるから!」

中野さんはそう話すとiphoneのカレンダーアプリを起動し始めた。

「いつなら予定空いてるかな?」

わぁ、もしかしてこれって、マルチ商法?ウソ、まさかね。
まだこの時点では中野さんを疑うことは出来ない。まだ、ね。
だって友達だもん。

いったん私は空いている予定を中野さんに伝えて、
次に会う予定を入れた。そのすごい人に会う予定を。

テンプレ通りの運びにびっくり

当日。

集合場所の新宿XXXX(某喫茶チェーン店、以下XXXX)に予定時間ちょうどに向かうとすでに中野さんがいた。
あと中野さんの横に派手な格好をした女の人も。たぶんこれがすごい人。

「藤松さん、紹介するね、こちら、大野さん」
「大野ですー、よろしくー!」

いきなりのシェイクハンド。すごい、こんなノリ初めてだから色々緊張する私。

挨拶もそこそこに3人でXXXXの店内に入る。
ちなみにここでネットで見たマルチ商法の流れを紹介しておきます。

1.
まず勧誘側はターゲットと接触し次回のアポを取り付ける
2.
2回目のアポでは勧誘側はマルチ商法の組織の先輩を同行させる。
その際、席順としては次のようにしてターゲットを囲い込む。

3.
勧誘側はターゲットの職に関してヒアリングをして不満点を聞き出す
4.
勧誘側は「自由」「お金」といった前向きなワードを使ってターゲットに
夢は何かとヒアリングをする。
5.
その夢をかなえるために、会社勤めでは出来ない方法が必要だとアピールする。
そこで大体出てくる言葉は「ラットレース」「不労所得」。
勧誘側の先輩はこのタイミングである手段を使って私は億万長者になったという話を
始める。
6.
お金の仕組みについてゲーム感覚で勉強が出来る集まりがあるからぜひ参加してと
いわれる。ここで読むようにすすめられるのは金持ち父さんシリーズ
7.
その集まりに参加した後、何らかの教材か品の購入をすすめられる。

私がネットで見ていたのはざっくりこんな感じ。
その時点では少なくとも今のところはまだ「1」の段階だったけどね。
まぁ、中野さんに限ってそんな。

「じゃあ早速、座りましょうか」

中野さんはそういうと私は店内の隅っこの席に誘導する。

「藤松さんはゲストなんだから、一番いい席に座って♪」

微笑む中野さん、案内されたのは隅っこの席。で、真横に中野さんが座って
正面に派手な格好をした中野さんの(何かの)先輩の大野さんが座る。

マ ル チ じ ゃ ん 。 

つづく

※マルチ商法についてはこちらのサイト様をご参考ください。
色んな意見がありますが私は少なくともマルチ商法を行う気は全くありません。
※このコラムは数年前に起こった事実に基づいたフィクションです。

 

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