【鎌倉】わたしの居場所、カフェヴィヴモンディモンシュ (4) 「前味がすごい。エチオピア・イルガチェフ」


寒い、とにかく寒い今日の鎌倉。コートを着なければいけないほどの気温になってきました。
こんな寒い日はあたたかいものが欲しい、あたたかいもの・・・、あっそうだ。

という事で今日もディモンシュでコーヒーを飲んできました。無理やりな導入部分、ふふ。

「前味」がすごい。エチオピア・イルガチェフ

今日もいつもと同じように大勢のお客さんがいたのだけれどもたまたま空席があったので運よくすぐに席を確保できました。ついてる。そして顔なじみの店員さんが笑顔でメニューを持ってきてくださる。こんばんは。

さて・・・。

前回の記事でも書いた通り、私、ディモンシュのコーヒーを全種類飲んでみようと思っているのです。せっかくの名コーヒー専門店なんだから、堪能しないと勿体ない。
とはいえ、うーん何を飲もうか。

3分程考えて直感で決めました。エチオピア・イルガチェフ、これだ。あとはクッキーを数枚程度。うん、クッキーを横に添えておけばより幸せな気分になれるってものだ。

数分後、オーダーしていたものが席に運ばれてきました。

「んーおいしそう!」201610302

力強い香りと共にやってきました、エチオピア・イルガチェフ。ちなみにオーダーするときに少し噛みました、エチオピア・イルガチェフ。
でももういまは噛まないぞ、エチオピアイルガチェフ。ちなみにイルガチェフっていうのはエチオピア国内にある地名の事だそうです。

さてさて前置きはここまでにしてエチオピアイルガチェフ(噛まない)を飲む私。で、びっくりしたんですね。
飲んだ瞬間に「うわっ」という顔になった私。そう、これは後味じゃなくて
前味のインパクトが凄まじいのです。何かを食べたり飲んだりするときって、普通は少しずつ段階を踏んで味を確かめると思うのですが
エチオピアイルガチェフ(もう噛まない)はそんな暇さえ与えてくれない。

そう、考える暇もない前味の衝撃。その衝撃が面白くてひとくち、ふたくち、みくち、ゆっくり飲めばいいものを気が付いたら5分足らずで全部飲んじゃう始末。

ひえー、恐ろしや。

また、今思うと「前味」というか飲む以前に、そう、席に運ばれてきたときのあの強い「香り」からこのエチオピアイルガチェフを味わっていたのかもしれないなと思うのです。
そういえばブリアサヴァランの美味礼賛にはこんな言葉が載っています。

単に嗅覚の参加無くしては完全にものを味わうことは出来ないのだと確信しているばかりでなく、さらに進んで嗅覚と味覚とは両両相和して一つの感覚を作っている

美味礼讃(上) 岩波文庫版 P68より引用

少なくとも私はこう思うのです。エチオピアイルガチェフはその強い香りで人をひきつけておいて口に入れた瞬間に凄まじいインパクトを産み出すコーヒーだと。もちろんコーヒー自体、香りを楽しむ飲み物という事は理解はしているんですが、なんていうか、そんな当たり前の事を考えさせられるあたり、わたしはきっとエチオピアイルガチェフに感動しているんだろうなって思ったのです。
・・と考える私の中では香りと苦味と酸味が大騒ぎ。そんな苦味達が口の中に居るうちに傍らにあるレモンクッキーをいただく。あっ、おいしい・・。エチオピアイルガチェフの飲みやすさとこのクッキーとの相性の良さも実感。ちょっと泣きそうになる。とっても素敵な、前向きな意味で。

そんなクッキーはちなみにこちらは鎌倉の超人気ジャム専門店ロミユニによる提供の一品です。至れり尽くせり。

・・お代わりをしようかどうか迷いながらも、これ以上飲んだら晩御飯がおなかに入らなくなると思いお代わりは今日は見送り。席を立ち会計に向かう。ちなみに私はこの時大抵マスターをはじめ店員さんの目をガン見してます、だってもっと絡みたいですし・・笑
変な客でいつもすみません、そしていつも素敵な時間をありがとうございます。

お店を出るとひんやりとした鎌倉が私をつつむ。だけど美味しいエチオピアイルガチェフがまだお腹の中で温かくいてくれるから何とか歩いてお家に帰れそう。うん。

エチオピアイルガチェフ、もう噛まないぞ。

カフェヴィヴモンディモンシュ
・公式サイト:dimanche.shop-pro.jp/
所在地〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-1-5

電話0467-23-9952
・定休日:第二、四水曜日及び毎週木曜日

(続)

 

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